北海道小樽市の冬の風物詩「小樽雪あかりの路」が2月5日から14日まで
開催される。同市出身の作家伊藤整の詩集『雪明かりの路』から名付けられた
雪とキャンドルの祭典だ。夕暮れ時からあかりが灯されはじめ、午後9時まで市内は
ろうそくの明かりで埋めつくされる。廃線跡を利用した手宮線会場と小樽運河がメイン
会場となっている。このイベントは例年約2000人のボランティアによって支えられて
いる。スノーキャンドルやオブジェの作成作業から、キャンドルへの点灯だけを担う仕事
まで、小学生からおじちゃんおばあちゃんまでの幅広い年齢層の人たちが活躍している。
おっと忘れてはならないろうそくの消灯と撤去も大事な仕事だ。
さっぽろ雪まつり(2/5-2/11)とは少し趣の違った北国のイベントだが開催時期が被っているので
両方を見比べてみるのも面白いだろう。