ANAホールディングスはこのほど総2階建超大型機であるエアバスA380を
3機発注したもよう。日本の航空会社としては初めての発注となる。同機は
ファースト、ビジネス、エコノミーの3クラスで合わせて500席の超大型機。
エアバス社がボーイング社のB747ジャンボジェットに対抗すべく開発した経緯がある
エンジン4発機である。しかし皮肉なことに近年世界の航空界はボーイングB777やエアバス
A330や340などの2発機が燃費や環境面から主流となりつつある。この数年は
スカイマークのキャンセルなどもあって受注数は激減しており、ANAからの受注は
久々の受注となる。
ANAは輸送実績でJALから大きく差をつけられているハワイ線に同機を
投入して一気に形勢挽回を図りたい模様である。