春の遅い北海道も間もなく百花繚乱のシーズンを迎えます。
北国では短い夏を謳歌するように様々な花々が一斉に咲き
誇るのですね。
そこで北海道ガーデン街道をご存知でしょうか。地図で言えば
北海道のちょうど真ん中あたりに点在する8か所の花園を結ぶ
まったく新しい観光ルートです。旭川地区に2か所、富良野地
区に1か所、十勝地区に5か所のガーデンがあります。どの庭
園も北海道ならではの個性と力にあふれる庭作りを行っていて
訪れる価値のあるところばかりです。8か所のガーデンすべてを
結べば250kmの一大ルートとなりますが2~3か所をまわる
だけでも十分に花々を楽しむことができます。旭川空港と帯広空港
がゲートウェーとなりますので、両空港に路線のあるエアドゥが
ベストチョイスとなります。
◆大雪森のガーデン(旭川エリア・上川町)
大雪山系を望む丘陵にひろがる庭園。700品種を超える花々が
咲き誇ります
◆上野ファーム(旭川市)
旭川市内にありながら田園気分を満喫できるガーデン。北海道の
気候風土で育つ宿根草を中心とした庭づくりを目指しています。
◆風のガーデン(富良野市)
俳優緒方拳の遺作となったドラマの舞台にもなった庭園。新富良野プリンス
ホテルの敷地内にあり、散策路が充実したラグジュアリーな庭園
と言えます。
◆十勝千年の森(十勝エリア清水町)
当庭園の「アースガーデン」と「メドウガーデン」はイギリスの
ガーデンデザイナーズ協会賞を受賞しています。ガーデン内では
電動2輪車セグウェイによるガイドツアーや、モッツアレラチー
ズづくりの体験など、ひと味違ったアトラクションが楽しめます。
◆真鍋庭園(帯広市)
1966年開園という50年の歴史を有する老舗庭園です。コニファー
ガーデンとしては日本初であり、現在は日本庭園、西洋庭園、そして
風景式庭園の3様式で構成されていて、趣きの異なる景観を楽しむ
ことができます。
◆とかちヒルズ(十勝エリア幕別町)
幕別町の丘の上に広がる「農と食」にこだわった庭園です。園内の
ファームレストラン ヴィーズではハンガリー出身のシェフが腕を
ふるうハンガリー料理が評判です。さて、ハンガリー料理って?
◆紫竹ガーデン
花が大好きな一人の女性、紫竹昭葉さんの花園への想いが18,000坪
の大きなガーデンに結実しました。園内には1,000種の草花や樹木が
季節ごとに彩りを変えて訪れる人々の目を喜ばせています。
◆六花の森
いまや北海道みやげの定番となりつつある菓子メーカー六花亭が、
元々ある中札内美術村の一画にガーデンをつくりました。ここには
社名の由来となった十勝六花、すなわちエゾリンドウ、ハマナシ、
オオバナノエンレイソウ、カタクリ、エゾリュウキンカ、シラネアオイ
などが季節ごとに花開き、クロアチアから移築した古民家を再生させた
小さな美術館が点在しています。
■北海道ガーデン街道チケット
8施設の中からお好みの4か所をチョイスして入場する
お得なチケットです。大人ひとり2,200円(税込)。
各ガーデンで販売されていますので、最初のガーデンで
購入すればOKです!